カノン5Dの日記帳(旧)@はてなブログ

スピーカー工房「オーディフィル」の代表が綴る日記。

noteへ移行します。

記事を読んでくださり、ありがとうございます。

当ブログは、その役割をnoteへ移行します。

 

note「カノン5Dの日記帳」

(2024年11月2日移行のため、しばらくは記事がありません)

 

もしかしたら、単発で記事を書くことがあるかもしれませんが、

オーディフィル代表としての想いや学びを書くのは、上記noteがメインになります。

 

どうぞお楽しみに。

もりまちドア から(飯能市での森林推進活動)

もりまちドア - 埼玉県飯能市 西川材 林業地

 

ディスカッションアーカイブ

「もりまちドア」オンラインセミナー | 「木材を活かすクリエイティビティで未来につなぐ」アーカイブ録画

 

大河原木材 大河原章吉 氏

既製品を大量生産するのではなく、注文に応じて製材しています。また、木の色つやや香りを犠牲にしないため独自に開発した低温乾燥設備を設置しています。

 

西川バウム 浅見雄二 氏

今、西川だけでなく各地で廃業する製材所が増えています。私たちは製材所が楽しく仕事ができることを目標に掲げ、どういう製品をどこへ提案したらいい流れをつくれるかということを考え、西川材活用促進に取り組んでいます。
地元にいる私たちとしては、デザイナーの発想のきっかけになるような作品を提案したり、さまざまな素材を提供したりしていきたいと考えています。それには今日のような体験会はとてもいい機会だと思います。

西川広域森林組合 若林知伸 氏

森林組合では、地域の森林整備事業がメインの業務で、西川材利用促進活動までにはなかなか手を回せていないのが実情ですが、今日のような機会をもっと増やせればと思っています。

なぜスピーカーで聴くのか ~ ブランドのありかた

音楽を聴く、という行為そのものが、イヤホンが主流になっている。

スピーカーで音楽を聴くこと自体、かなり珍しいことになってきたと言わざるを得ない。

 

一昔前であれば、イヤホンやヘッドフォンの配線が煩わしい、という問題があったが、

ワイヤレスイヤホン(とスマホの組み合わせ)で、そうした問題も無くなりつつある。

 

では、なぜスピーカーで聴くのか?

 

自分は肌が弱く、イヤホンやヘッドフォンを長時間装着できない。

あとは、イヤホンを探したり、装着することが面倒。

 

音質的には、かなり互角になってきた。

今スピーカーを使っていない人が、イヤホンと同等以上の音質を手に入れるのは、大きな出費を伴うだろう。

 

スピーカーで音楽を聴いている他の人に聞いたらどうか?

珍しい層にも、共通点があるかもしれない。

 

たとえば、店内BGMとかはスピーカーである。

来る客全員にイヤホンを渡すことはできない。

 

友人が来る人はどうだろうか?

ホームパーティー?料理教室?

あまり音楽を鳴らしているイメージはない。

 

単にスピーカーが欲しいのであれば、Amazonで買える。

「こだわりのスピーカー」が「ひのきスピーカー」。

 

誰が買うのか。

音楽の楽しみ方を変えたい人?

スピーカーが欲しい人?

一般のスピーカーで満足できない人?

ヒアリング対象、付き合うべき対象は、大きく異なる。

 

仮説⇒ターゲット⇒聞きに行く。

 

林業者の想いを乗せる、ストーリーは、

ヒアリングでの課題を魅力的に伝えるための手段にすぎない。

 

スピーカーを変える、というのは一大決心。

その間に1ステップ入れないか?

(今の機材からいい音を引き出す、アクセサリー?)

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つまるところ、

オーディフィルの高級手作りスピーカーを売るなら、

今スピーカーを使っている人がいい。

 

⇔ ハンドメイドマルシェは、ムリ…???

  生活に一石を投じる、特別な体験…という意味で売り出せばあり。

  あえて、生活と遠い「スピーカー」で聴くという価値。

 

しかし、スピーカーの置き換えはハードルが高い。

アクセサリー(使いこなし)で、

 

今の音、満足ですか?

(仮説)まだ上があるのが分かるけど、満足せざるを得ない。
    金銭面や、重量・サイズの問題。

Q:どういう方向を目指していますか? それと、手持ちのシステムはあっていますか?
Q:今のシステムでは出せない音で、これは良かった、という経験はある? (生演奏でも、オーディオ試聴でも)

 


夢を見させてあげる。

×「オーディオボードです。」

〇「飯能の大地で育った樹木です。」


KOTUBUは悪くなかった。
しかし、スピーカーへの導入には厳しいものがあった。


導入で買ってもらえるか?
定説では「否」。困りごとが違う。

 

でも、スピーカーを売る必要はないのでは?
(現に、ひのきスピーカーだけでなく、サブウーハーもやっている)

 

良い音、満足感を売ればよいのでは?

→ 軸・原体験は決めておく必要がある。

  どういう原体験(哀しみ・怒り)に基づくブランドなのか。

 

サブウーハー置き台とかどうか?

女性スタートアップ支援のプロフェッショナルの講演から学ぶ

原体験

インド留学をしたが、留学中に自分はインドを変えられなかった。号泣。

シリコンバレーを目指す。

 

美しい配分が実現する社会

女性起業家は、意欲もコミュニティもある。しかし、資金調達に難航することが多い。美しい配分のある社会のための投資を、自分がする!

 

片足は自分がワクワクする所におこう

いつもフラフラしている。不安はある。でもこれは動こうという準備。

挑戦を続ける理由は、時代の流れに取り残されないようにするため。片足は常に動かしておく。

 

軸は「愛と希望」

大切にしたい価値観を意識しておく。

時代が変わって、自分の価値(感)が高く評価されるようになることも。

 

自分が担わなくていい価値観がある

世の中に何万という価値観がある。

自分に必要なチームをイメージしよう。

 

Why now?

一度失敗したことでも、今ならできるかも!

時代が変わると周囲が変わる。

 

ダイバーシティでなく、インクルージョン

単なる多様性でなく、多様な価値感を認める組織へ。未来は「まんまる」でいられる組織が当たり前になる。そうあるべき。

 

組織は3人から。

2人組織では、上下関係ができてしまう。

シーサーのように守ってくれる2人を選ぶ。

 

 

リーダーは枠づくり

多様性=何でもいい、ではない。皆が「まんまる」でいられる枠を、調整しながら作れるかが重要。

少なくとも、「この人のまんまるは何だろう?」と考えられる風土を。

 

人の価値を考える

好き嫌いと、人の価値は別。苦手な人に対しても「この人にどういう価値があるだろうか」と考えると、人を活かせる。

 

怒りと哀しみは大切

喜びと楽しみだけでは、薄っぺらい目標になる。

自分が感じた怒りと哀しみが、目標をリアルにする。

 

 

 

デロイトトーマツ Japan Forest 2050から学ぶ

林業の課題(環境)

・主伐期を超えた森林が多い。

・木が成長しすぎて加工が難しくなってしまう「大径材化」が進んでしまう。

・再造林率は35%だけ。

 

林業者に話を聞いた内容と合致する。再造林は、利便性の良い道路近くを中心に進めているという話だった。伐採の速度が追い付かず、(木の成長により)材積が増えてしまうという問題がある。

 

林業の課題(人手)

林業の手取りは、勤続11年以上でも300~400万円が中央値。

・賃金が改善されない限り、産業として存続は厳しい。

 

本書での提言

林業地を集約化する。1haあたり500m3の木材生産量がある森林で、30年伐期で、1万m3/年の生産性を持つ4名1組で迅速な判断のもと活動すると仮定して、600ha単位が望ましい。

 

②売り上げの拡大と、経費の削減。重機活用のほか、適切な林業経営モデルが必要。例えば、木材の高付加価値化、搬出コスト削減、DXによる管理効率化。

 

③早生樹種の低密度植林。マーケットニーズと合致しない「密植」「多間伐」「長伐期」ではなく、育林コストを下げる低密度植林、投資回収期間を短くする早生樹種に変える。

 

林業経営の収益性明示。外部投資家からの資金流入を狙う。

 

 

所感

林業の就業イベントに行ってきたが、驚くほどの低賃金で、祝日もない労働環境であった。職人といえるほどの高い専門性が求められる林業従事者が、肉体労働者として扱われているようだった。

 

先代が剪定を繰り返してきた良質な大径木が、市場ニーズがなく高値が付かないという問題がある。この提言では、早生樹種への置き換えを推奨しているが、生産者のモチベーションを考慮すると、安易に早生樹種への切り替えを推し進めるべきとは思えない。

 

望ましくは良いものに高値が付くような産業構造に変えていく必要があるが、それは木材利用の文化の変革が必要になる。

 

 

地方創生のプロフェッショナルの講演から学ぶ。

とある講演会に参加してきたので、メモに残しておきます。

 

〇〇をしてあげたいの前に…
この人は、「何に困っているのか」を知ることが大切。
なぜ始めたのか。なぜ終焉を迎えた(困りごとが生まれた)のか。これからどうしたいか。

n=1
最初に泣いて喜ぶ1人を見つけよう。その人は何をしてほしいのか。
一人を救えなければ、みんなは救えない。
「カーブカット効果」のように、意外な広がりを見せる。


問いのデザイン
問いとは、〇〇とは■■ではないか、という仮説。
書籍『イシューから始めよ』
書籍『イノベーションのスキル』(課題の発見力)

問いを公開すると、仲間が集まる
「想い」や「課題認識、仮説」をインターネットで公開する。さらに、「何をやってみたら、どうだったか」を公開する。
そうすれば、想いを共にする人が集まってくる。

まずは知ってもらう
知らないことは、誰も好きとは言えない。まずは知ってもらおう。

旗を持つ人
これだ!と思ったら、旗を持とう。
今はだれもいなくても、旗を持ち続けよう。後ろの若い人を一人にしないように。


ウーダループ(OODA)
PDCAならぬOODAとは、「Observe(観察)」「Orient(状況判断)」「Decide(意思決定)」「Act(実行)」の4つの頭文字をとったもの。

対岸から眺めているだけでは、答えも共感も得られない。まずは現地に腰を据えて、溶け込んで、よく観察する。それによって、何をすべきか見えてくる。

PDCAよりdCAP
まず、小さく始める。(d)
成功は1000に3つなので、999回失敗しても嫌じゃないことをやる。
期限を決めて取り組む。今日から〇日やってみよう。(=小さく始める)

2~3年続けてみる
最初は「どうせすぐ辞めるんだろ?」と言っていた人が、「この人は〇〇をやり続ける人だ!」に変わる。


仲間集め
まず2人目を見つける。この人と組みたい!という人を口説く。
そして、3人目は2人で探す。

根柢の感情
恐れは「勇気」があるから。怒りは「情熱」があるから。悲しみは「愛」があるから。無力感は「新たな可能性に挑戦」しているから。
表面でなく、根底にある感情に注目して、相手と対話しましょう。

モチベーション
やり始めた人に宿るのがモチベーション。書籍『BRAIN DRIVEN』

アウトプットしよう
アウトプットを前提にすると、インプットの質が変わる

 

地方のソリューションは、世界の先駆け。

世界人口は増加の一途をたどっていますが、いくつかの地域では人口減少が始まっています。日本の地方でのソリューションは、いつか世界に輸出できる日が来るかもしれません!

見える世界
地元の美術系高校生は、美大受験のために東京に行くのが当たり前。
しかし、東京の芸大生は、漆器を学ぶために自腹で奈良井宿を借りていた!

「群盲、象を評す」
木を見て森を見ず、に近い表現ですが、『一部を知っただけで、全てを理解したつもりになる』という意味もあり、オーディオマニアとしては耳の痛い話。
ただ、多くの人が集まれば真実に近づけるという解釈もできるかもしれません。一部しか見れないことを理解し、様々な人が協力することは大切です。

 

木材の勉強

スピーカーで木材を使っておきながら、林業について何も知らないなぁ。と思い、少しだけ調べてみました。

 

林業という仕事 (shinrin-ringyou.com)

 

こちらが凄くわかりやすいです。

丸太になるまで、ここまで大変な作業があるとは!

 

林業の課題といえば、人手不足。

低賃金で危険な仕事という現実があるとか。

 

しかし、Xでつながりのある こげぱんさん のように、

思い描く未来をもつ、熱意のある林業家の方も多くいらっしゃいます。

こばけんが描く!里山づくり未来マップ!こんな夢を描いています - こばけんの田舎開拓史 (kobaken-countrylife.com)

 

私自身大切なのは、最終製品に仕上げることだと思っています。

どんなに林業を活性化させようとも、切った丸太の使い道が無ければ、行き止まりです。

 

木材で家具を作る、雑貨を作る、などありますが、

果たしてどれほどの人が、今の家具や雑貨に不満をもっているでしょうか。

人口減少の日本において、潤沢に供給されている分野に製品を出しても、既存プレイヤーの中に埋もれてしまいます。

 

補助金政策による木材チップ燃料化は進んでいますが、

魅力的な賃金レベルに持っていけるほどの収益は生めません。

 

ストーリーを付けて売る。これは多くの事例で出てきます。

しかし、ストーリーはどんな工業製品でも付けられます。販促の教科書には必ずでてきます。「ストーリーを付けましょう」と。

情報化が進んだ現代の販売においては、ストーリーは必須教養科目となっています。

 

私がチャレンジしてみたいのは、

消費者~第三次産業の課題を解決することです。

 

介護、子育て、仕事、人手不足、ストレス、居場所、貧困…

課題はたくさんあります。

 

これを「木材」で解決できるのか。

解決できるとしたら、どういう形なのか。

 

それにはどんなピースが必要なのか。

その必要なピースを自分は作れるのか?

 

少しづつ考えていきましょう。