連載している東北旅行も、今日が最終日。(8日目はプライベートな旅行でしたので、実質7日目が最終日です。)
東北旅行の計画を立てるようになってから知った「出羽三山」について、まずは「いでは文化記念館」で学びます。
出羽三山は修験道(仏教と密教から生まれた修行の道)の場として有名とのこと。
さっそく私も石段詣の道へ向かいます。
参道に入ると、特別天然記念物の杉並木が迎えてくれます。
神聖な雰囲気の参道です。
参道にはいくつもの神社があり、多くの神様が祀られています。
樹齢1000年以上とされる、天然記念物の爺杉。
凄い存在感です。
杉並木のなかに、ひっそりと佇んでいます。
五重塔に近づくにつれ、その存在感は増していき、近くで見ると重厚さに圧倒されます。
五重塔を後にし、参道を進みます。
杉の巨木の石段を登ります。
登ります。ひたすらに登ります。
「いつ到着するのか…」を考えると、余計に苦しくなるので、途中で考えることを止めました。登るために登るのです。
2446段と言われる石段は、修行ともいえる厳しさを感じるものでした。
足元を滑らないよう、一歩一歩「登る」ことだけを考えて進みます。
1時間半(観光ガイドでは1時間だったが…)の登りを終え、いよいよ斎館が見えました。御朱印は、ここでもらえます。
そして、山頂に到着です。
重要文化財の「三社合祭殿」です。
圧倒的なスケール感の三社合祭殿。日本最大の茅葺き建物だそうです。
建築物の形式としても、神社と仏閣の双方を兼ね備えているように思えます。(←素人ですので、確かではありませんが...)
参拝を終え、少し進むと数多くの社殿がありました。
石段の途中にも多数の社殿がありましたので、まさに霊場の羽黒山といえるでしょう。
けっこうイケメンです(笑)
ここで昼食。
美味しく頂きました。
昼食を終えると、雨も小降りになっていました。「三社合祭殿」も少し柔和な表情に見えます。
参道の石段も、穏やかな表情に感じます。
途中にある「二の坂茶屋」に立ち寄りました。
美味しく頂きました!
茶屋からの展望も逸品で、天気が良い日には日本海まで見えるそうです。
帰り道。太陽光が差し込んできて、参道がキラキラと輝き始めます。
五重塔は、静かに佇んでいます。時間の流れがゆっくりになる感じでしょうか。
石段の途中にある社殿も、穏やかな雰囲気に。雨が上がり、神様同士でお喋りを楽しんでいそうです。
石段を下り、最初の場所まで戻ってきました。
雨もあって様々な表情を見せてくれた羽黒山でしたが、それもまた修験道というものなのかもしれません。
羽黒山を後にして、次は日本庭園が魅力の「国見山 玉川寺」に行きました。
雨上がりの日本庭園は、潤った表情が魅力です。写真もバッチリ撮ってきましたので、お楽しみください♪
抹茶セットを頂きながら、ゆっくりと庭園を眺めて過ごしました。旅の思い出を振り返りつつ、静かな時間を過ごします。
今回の旅は、これで以上です。
またどこかに行く機会があれば、こうしてブログに書いていこうと思います。
7日目(最終日) ~終~