カノン5Dの日記帳(旧)@はてなブログ

スピーカー工房「オーディフィル」の代表が綴る日記。

東北旅行 7日目(羽黒山、玉川寺) 2022.05.27

連載している東北旅行も、今日が最終日。(8日目はプライベートな旅行でしたので、実質7日目が最終日です。)

 

向かった先は、山形県羽黒町

東北旅行の計画を立てるようになってから知った「出羽三山」について、まずは「いでは文化記念館」で学びます。

出羽三山修験道(仏教と密教から生まれた修行の道)の場として有名とのこと。

 

さっそく私も石段詣の道へ向かいます。

参道に入ると、特別天然記念物の杉並木が迎えてくれます。

神聖な雰囲気の参道です。

参道にはいくつもの神社があり、多くの神様が祀られています。

樹齢1000年以上とされる、天然記念物の爺杉。

凄い存在感です。

そして国宝の「羽黒山五重塔」。

杉並木のなかに、ひっそりと佇んでいます。

五重塔に近づくにつれ、その存在感は増していき、近くで見ると重厚さに圧倒されます。

 

五重塔を後にし、参道を進みます。

杉の巨木の石段を登ります。

登ります。ひたすらに登ります。

「いつ到着するのか…」を考えると、余計に苦しくなるので、途中で考えることを止めました。登るために登るのです。

2446段と言われる石段は、修行ともいえる厳しさを感じるものでした。

足元を滑らないよう、一歩一歩「登る」ことだけを考えて進みます。

1時間半(観光ガイドでは1時間だったが…)の登りを終え、いよいよ斎館が見えました。御朱印は、ここでもらえます。

そして、山頂に到着です。

重要文化財の「三社合祭殿」です。

圧倒的なスケール感の三社合祭殿。日本最大の茅葺き建物だそうです。

建築物の形式としても、神社と仏閣の双方を兼ね備えているように思えます。(←素人ですので、確かではありませんが...)

 

参拝を終え、少し進むと数多くの社殿がありました。

石段の途中にも多数の社殿がありましたので、まさに霊場羽黒山といえるでしょう。

 

昼食のために少し進むと、松尾芭蕉銅像がありました。

けっこうイケメンです(笑)

 

ここで昼食。

美味しく頂きました。

 

 

昼食を終えると、雨も小降りになっていました。「三社合祭殿」も少し柔和な表情に見えます。

 

参道の石段も、穏やかな表情に感じます。

 

途中にある「二の坂茶屋」に立ち寄りました。

美味しく頂きました!

 

茶屋からの展望も逸品で、天気が良い日には日本海まで見えるそうです。

 

帰り道。太陽光が差し込んできて、参道がキラキラと輝き始めます。

 

五重塔は、静かに佇んでいます。時間の流れがゆっくりになる感じでしょうか。

 

石段の途中にある社殿も、穏やかな雰囲気に。雨が上がり、神様同士でお喋りを楽しんでいそうです。

 

石段を下り、最初の場所まで戻ってきました。

雨もあって様々な表情を見せてくれた羽黒山でしたが、それもまた修験道というものなのかもしれません。

 

 

羽黒山を後にして、次は日本庭園が魅力の「国見山 玉川寺」に行きました。

 

雨上がりの日本庭園は、潤った表情が魅力です。写真もバッチリ撮ってきましたので、お楽しみください♪

 

 

抹茶セットを頂きながら、ゆっくりと庭園を眺めて過ごしました。旅の思い出を振り返りつつ、静かな時間を過ごします。

 

 

今回の旅は、これで以上です。

またどこかに行く機会があれば、こうしてブログに書いていこうと思います。




7日目(最終日) ~終~