カノン5Dの日記帳

オーディオマニアのカノン5Dが、アニソンやアニメについて雑多なことを書いていきます。

アニソン音質レビュー「笑顔になる」「Edible melodies」

「笑顔になる」
幸福グラフィティのEDです。印象的なメロディラインで耳に残っている方も多いのではないでしょうか?

そして、カップリングは、スポンサー紹介で使われていた「ごはんの練習」、次回予告で使われていた「しあわせグラフィティ」。私的には、むしろこっちが本命(笑)

「笑顔になる」は、オーディオ的にはかなり厳しい音質でした。
音数の多さが全く処理できず、すべてが団子になってしまいます。
低音も腰高で鈍く、高域も伸びていません。 う~ん、、、残念!

一方で、カップリングの「ごはんの練習」と「しあわせグラフィティ」は上出来。

前者は、自然なボーカルに、粒立ち感のあるパーカッションの打ち込みが冴えます。
鮮度を極限まで高めることができれば、オーディオ的にも非常に聴きごたえのある楽曲だといえそうです。

後者は、序盤のシンセの輝きが印象的。 確かに圧縮感を感じるものの、音数が少ないためにギリギリ聴けるラインだといえます。

それぞれの曲を波形でみると、こんな感じ。
あまり高精度な録音でないため、音数の多さで聴感上の好ましさが決まってしまった感じでしょうか。

イメージ 2



Edible melodies~TVアニメ「幸腹グラフィティ」オリジナルサウンドトラック~
こちらも「幸福グラフィティ」で、そのサントラです。

TV放送で見ていた時から、そのBGMとして何気なく流れていた曲が気になっていましたが、
サントラとして楽曲単独でも聴ける良質なものでした。

音質は、サントラとしては上の並といったところ。
ややレンジ感の狭さを感じますが、ギスギスした感じはなく伸びやかな音色。 空間への広がりも気持ちよく、アニメの雰囲気を再現できていると感じました。

波形を見ても、Dレンジ圧縮の少なさは一目瞭然だと思います。
まあ、音数自体少ないので、その辺は助けられているところがあると思います。

イメージ 1

やや地味な一枚ではありますが、休日の何気ないひと時に聴いてみたいサントラですね。