スピーカー試作(ユニットの後ろ留め)2023.11.24更新
磁石を後ろから支えるのはどうか。
1st:太い金属ネジで引っ張る
→ 金属の重ったるい音が付いた。経年に弱く脆弱。
2nd:ひのき材で固定する。
→TWは、固有音の抑制が困難だった。緩衝材によるフローティングがいい。
→WOは、どうもモッサリとした籠った音になってしまう。音楽の楽しい感じや、ひのきスピーカーで目指していた情感が消えてしまう。
3rd:元に戻す。(TW、WO共に緩衝材あり=フローティング)
まあ、確かに楽しさ感は出てきたが、それよりクオリティの劣化が著しい。音が曖昧。
4th:WOはひのき材+ネジで後ろから支える。TWはフローティング。
かなりいい。低音のしまりが出てきた。
吸音材はゼロでいい。ややボーカルが籠る。
5th:4th状態から、TWを通常ネジ+緩衝材で固定する。
ハイの音色感が良くなった。ボーカルも少し明るい表情になった。
ボーカルが籠り気味なのは、メープル材の影響か??
6th:ウーハーの締め付けトルクを上げてみる。スプリングワッシャーが貼りつかないギリギリぐらい。
騒がしくなったけど、ボーカルの抑揚は減った。籠り気味なのは変わらず。NG。
7ht:TWを、後ろからひのき+Al材支えで、スプリングワッシャー支えにした。
確かにボーカルは出てくるが、クオリティは高くない。
むしろ、最高域の伸びは下がった。△。
8th:KOTUBUを外した。
これはいいかも。
9th:TWのフローティングを止め、直付けにした。(スプリングワッシャー付き)
ボーカルが前に出た。ただ、空間表現は低下。とりあえず、このままにしておく。
10th:ウーハーのワッシャーを外し、スプリングワッシャーだけにした。
これはいい。リアリティのある低音と、中域の解像度がある。GOOD。
※ここでのTWは、9thの直付け。