カノン5Dの日記帳

オーディオマニアのカノン5Dが、アニソンやアニメについて雑多なことを書いていきます。

スピーカー検討メモ(吸音材、ネットワーク)

メモ

昨日の段階では、中音域が引っ込み、低域の質感(硬質感)がイマイチ。高域も若干目立つ状態。

 

☑ ウーハーのコイルを1.8+0.5+0.12mH→1.8+0.5mHにしてみたら、全然ダメ。

中音域の位相が崩れた感じになる。

 

☑ 吸音材を、枕型にしてみる。

唯一残っていた、ユニット背後の吸音材 2.5×13×9を、枕型 11×10に。

 

音は落ち着いて、芯が出る。

ハイ上がりになってレスポンスが出ると思ったが、そうした副作用は無さそう。

妙なオーディオ臭さが無くなって、生音に近い存在感のある落ち着きが出てきた。

 

しかし、低音域のモコッとした感じは変わらない。

また、よく聞くと、ボーカルの情感が感じにくい。バランスは悪くないが、あまり生生しくない。妙なところで吸われているのか。

やや、1kHz付近が強いようにも感じる。

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☑ TWのコンデンサを1.5or1.0+6.8→6.8に変えてみる。

 

確かに、中高域の硬さは無くなり、なまめかしさは出たが、

鳴り物のエッジも立たなくなった。

 

中域が大人しくなった分、低音は強めに感じる。

部屋が飽和してくるぐらいの低音感。オケにはいいが。

 

一応、ダクト周囲吸音材の違いも見てみるが、やっぱり「6.8+1.0」が良さそう?

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☑ ダクト周囲の吸音材をウレタンから、クラフト紙に変更。

低音はかなり良くなった。キレがある。

ただ、依然として低音が強い。もっと沈み込む方がいい。

 

意外にも、クラフト紙を巻いた方が、デッドな中高域になった。

音の広がり感は良好なので、バランスの問題と思われる。

 

☑ コンデンサは、6.8+1.0に戻すとして、

吸音材全体量の削減が必要かも。あとは、ダクトは70mmか。

 

鳴り物は、パシャパシャとした柔らかさが中心的。

ボーカルも同傾向で、潤ってるけど、ぼやけている感じ。

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☑ コンデンサは、6.8+1.0に戻す。

明らかに良くなったが、鳴り物の感触は戻らない。

ただ、ボーカルの明るさがない。明度が足らない感じ。

 

低音はだいぶ抑制されたので、

吸音材を少し減らしてみる。

明るさが戻ったが、やはり制振された感じが強い。

 

結局、ダクトをクラフト紙で覆うと、そこが制振ポイントになってしまい、

バッフルの振動を吸い取っているみたい。

 

ダクトは制振した方がいいが、

エンクロージュア(とくにバッフル)は制振しない方がいい。

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☑ ダクトを発泡ウレタンへ戻す。ダクト長は60→70mmへ。

 

ボーカルの張り出しは弱くなる。

おそらく、この辺が量感を調整していたところか。

 

☑ ツイーターのコンデンサを6.8+1.0から6.8+1.5へ変える。

これは悪くない。声が戻ってきた。ただ、まだまだボーカルが不明瞭。

 

吸音材も、初期(ユニット背面のみ綿系)に戻す。

癖はやっぱり綿系の方が少ない。

 

悪くはないが、声のボリューム感が欲しい。

☑ 6.8+1.5(SOLEN)から6.8+2.2(ムンドルフ)へ。

 

これは大当たり。ボーカルがしっかりクローズアップされ、

金物もしっかりと密度を持ちながら、バサついたりサラサラしたりせず自然。

 

今週はこれで聴き進めてみようと思う。