ネットワーク調整メモ3
-------再スタート-------
(6.8+1.0uF)+(0.44mH) + (22.0uF)
→ 12+15+1.5Ω
WO 0.22
-----------------------------------
前回は、低音がまったくなくなったので、再スタート。
22.0uF→ 10.0+6.8uF
ボーカルがつぶれてしまう。NG。
6.8+1.0uF→6.8+2.0uF
ボーカルが緩んでしまいNG。
6.8+1.0uF→6.8uF
悪くない。ただ、低音がボンボンいう。
0.44+0.05→ 0.44 uF
低音は引き締まる傾向。
22.0uF → 22.0+4.7uF
パシャつく。
12+15Ω→15+15Ωへ。
低音のバランスはとれてきた。ボーカルの量感が少しほしい。
22.0uF+4.7uF → 22.0uF へ。
ボーカルが戻ってきた。★
----------メモ-----------------
(6.8+1.0uF)+(0.44mH) + (22.0uF)
→ 14+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH
----------------
6.8+1.0uF→6.8+2.0uF
中域の量感がふっくら出る。
22.0uF→ 22.0+4.7uF
曇りは取れてくるが、まだキレというにはほど遠い。
0.44mH → 0.12+0.22mH
ロックが鳴らせる音になってきた。もっとハイがあってもいい。
6.8+2.2uF→6.8+3.3uF
カツンとくる感じが出てきた。 (セーブ①)
--------セーブ①----------
(6.8+3.3uF)+(0.12+0.22mH) + (22.0+4.7uF)
→ 12+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH
------------------------------
22.0+4.7uF → 22.0+4.7uF+2.2uF
音が眠くなった!?サ行もキツイ。
22.0+4.7uF → 22.0uFへ。
いいねぇ!
--------セーブ②----------
(6.8+3.3uF)+(0.12+0.22mH) + (22.0uF)
→ 12+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH
------------------------------
6.8+3.3uF→6.8+2.0uF
ボーカルが埋もれてしまう。NG(元に戻した)
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH→1.8+0.5=2.3mH
逆にハイの不足感が出てしまいNG。(元に戻した)
12+15+1.5Ω → 10+15+1.5Ω
最高域の伸びが出てきたので良い。★
これで聴き続けてみる。
低音不足があるのなら、12Ωに戻しつつ、WOのコイルを追加する。
--------セーブ③----------
(6.8+3.3uF)+(0.12+0.22mH) + (22.0uF)
→ 10+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH
------------------------------
やっぱりTWが強いのか、ボーカルが奥にあるのに、
シャカシャカ音は前に来る。
一番強いのが、150~50Hz。次が、3kHz~20kHz。
その間、特に400~1kHzが無い。
12+15+1.5Ω → 12+15+1.5Ω
バランスは、しっかり中~中低域に寄ってきた。
かなりメガホン感があるw
6.8+3.3 → 6.8 + 2.2
メガホン感は無くなった。
一方で、ボーカルはそのまま奥に行き、チャカチャカだけが前面に来る。
12+15+1.5Ω → (12+3)+15+1.5Ω
かなり中低域が出るようになった。★
ただ、ヌケが足りない。パーンとボーカルが飛んでくる感じが欲しい。
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH → 1.8+0.5=2.3mH
このTWの調整なら、こちらでもアリかな。
ボーカルが相変わらず詰まっている感じ。
22.0uF→ 22.0+4.7uF
ボーカル、音が全体的に抜けるようになった。4khzが上がり、2kHzが下がる調整。
ちょっと、低音のドムンドムン感が出てしまう。
--------セーブ④----------
(6.8+2.2uF)+(0.12+0.22mH) + (22.0+4.7uF)
→ 15+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5=2.3mH
------------------------------
6.8+2.2uF → 6.8+3.3uF
ちょっと厚ぼったくなってしまう。(戻す)
0.12+0.22mH→ 0.44mH
ボーカルがリーズナブルに出てくれるが、全体的な解像度は落ちる。(戻す)
15+15+1.5Ω → 18+15+1.5Ω
お、こうした音になるか、と思わせる良さ。
ボーカルはしっかり出てきた。★
中域が凸なので、要調整。
6.8 + 2.2 → 6.8 + 1.0uF
少しマシになった。ただ、懐かしのテープサウンドみたいw
ボーカルは前に出てくる。低音もボワつかない。
WO:1.8+0.5=2.3mH → 1.8+0.5+0.22=2.5mH
意外とバランスが取れる。あと少しハイが欲しい。
22.0+4.7uF → 22.0+10.0uF
ハイがだいぶ出てきた。
今度は、ベースギターが大きすぎる感じ。
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH → 1.8+0.5=2.3mH
ベースの質感も出つつ、ボーカルが出てきた。
6.8 + 1.0uF → 6.8 + 2.2 uF
うーん、バランスは崩れる方向かも。(戻した)
22.0+10.0uF → 22.0+10.0uF+4.7uF
爽やかさは出てくる。悪くはない。(セーブ④)
--------セーブ④----------
(6.8+1.0uF)+(0.12+0.22mH) + (22.0+4.7+10.0uF)
→ 18+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5=2.3mH
------------------------------
ややホワホワしている。
WO:1.8+0.5=2.3mH → 1.8+0.5+0.22=2.5mH
帯域バランスは良くなったが、ボーカルがフワフワして定位しない。
22.0+4.7+10.0uF → ショート
うーん、位相はあってないような感じだけど、悪くはない。
0.12+0.22mH→ 0.43mH
意外とシャキッとした音が出てきたが、そもそもハイ落ち。
18+15+1.5Ω → 15+15+1.5Ω
ストリングスは戻ってきた。
でも、ふわふわ過ぎるサウンド・・・
ショート → 22.0+4.7+10.0uF
うん、良くなった。
--------セーブ⑤----------
(6.8+1.0uF)+(0.12+0.22mH) + (22.0+4.7+10.0uF)
→ 15+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH
------------------------------
かなり良くなった。立ち上がり感もある。
ボーカルが奥まっているのが気になる。
6.8 + 1.0uF → 6.8 + 2.2 uF
中域がラッパ的に出るようになった(戻した)
WO:1.8+0.5+0.22=2.5mH → 1.8+0.5+0.13=2.4mH
丁度良くなった。TWを1.0uFにするとややモヤつき気味。
どちらかといえば、TWは2.2uFが良いか。
悪くは無いけど、ボーカルの滲みが気になる。
中高域はもっとパチッと決まってほしい。
0.12+0.22mH→ 0.44mH
リーズナブルな感じの音。馴染みがいい。張り出しもいい。★
悪くはないが、ボーカルの滲み感を抑えて、立ち上がりを付けたい。
6.8 + 2.2 uF → 6.8 + 1.0uF
ボーカルの滲みは抑えられたが、デッドになってしまった。一応そのまま。
WO:1.8+0.5+0.13=2.5mH → 1.8+0.5=2.4mH
ボーカルの描写は「並」だが、ふっくらとした温和な表情。
低音の質感も良い。
--------セーブ⑤----------
(6.8+1.0uF)+(0.44mH) + (22.0+4.7+10.0uF)
→ 15+15+1.5Ω
WO:1.8+0.5=2.3mH
------------------------------
かなりいい。
もう少し、表現力があればと思う。
6.8+1.0uF → 6.8+2.2uF
かなりいい。カマボコだが、表現としてアリだと思う。
15+15+1.5Ω → 15+12+1.5Ω
フラット指向になった。こちらの方が一般的でワイドレンジ。
ややこもり感がある。
22.0+4.7+10.0uF → 22.0+4.7uF
音がキッチリした。よい。
とりあえず、これで聴きづづける。
--------セーブ⑥----------
(6.8+2.2uF)+(0.44mH) + (22.0+4.7uF)
→ 15+12+1.5Ω
WO:1.8+0.5=2.3mH
------------------------------
ネットワーク調整メモ 2
<メモ>
-------初期の状態-------
(6.8+1.0uF)+(0.44+0.05mH) + (22.0+4.7+6.8uF)
→ 12+15+2Ω
--------------
15+12+2 = -22.1 (音圧高い!STD)
→ 15+12+1.5=-23.4(-1.3dB)へ。
確かに、ハイが落ち着いた。
ただ、ややハスキー。ボーカルが足りてない。
6.8+1.0→6.8+2.2uF へ。
朗らかな感じに近づきよい。★
0.44+0.05mH→ 0.44mHへ。
やや快活な感じに。甲乙はつけ難い。(セーブ①)
22.0+4.7+6.8uF→ 22.0+4.7へ。(4kHzがdown。2kHzはup)
ミュートされた感じが出てしまった。
(①へ戻す)
6.8+2.2uF → 6.8+3.3uFへ。
ボーカルの豊かさが大変良好! (セーブ②)★
-------セーブ②の状態-------
(6.8+3.3uF)+(0.44H) + (22.0+4.7+6.8uF)
→ 12+15+1.5Ω
--------------
コンデンサ容量の節約になるかと思って、2.0Ωを試してみるも、いずれもパサつきや、ボーカルの奥まりがある。
悪くないのは下記だが、セーブ②を超えられてはいない。
-------再びセーブ②からスタート-------
(6.8+3.3uF)+(0.44mH) + (22.0+4.7+6.8uF)
→ 12+15+1.5Ω
-----------------------------------
3.3uF→4.7uFへ。
単調になってしまう。のっぺりとした中音。
(3.3uFへ戻す)
0.44mH→ 0.44+0.05mHへ。
ボーカルの存在感が出たか。ふっくらとしたボーカル。★(セーブ③)
22.0+4.7+6.8uF → 22.0+10.0uF(シズキ)
シャキシャキ音が安っぽい。却下。
22.0+4.7+6.8uF → 22.0+10.0uF(ヤンツェン)
シズキより良い。開放感のある音。
22.0+10.0uF(ヤンツェン)→22.0+6.8uF(SOLEN)
品は上がるが、こじんまりとした感じに。というか、全体的にパシャパシャ感が強い。
抵抗を12Ω→14Ωへ。(コンデンサは22uF+SOLENの6.8uF)
パシャパシャはだいぶ軽減。サ行がなぜか目立つ。こもり傾向。
22.0+6.8uF(SOLEN)→22.0+10.0uF(ヤンツェン)
少し開放感がでたが、やはり籠り傾向。
0.44+0.05mH → 0.44mHへ。
ボーカルの定位が良くなった。
サ行の強調感はなくなった。
抵抗を14Ω→13Ωへ。
パシャパシャが復活するw
0.44mH → 0.12+0.22mHへ。
中高音が一気に明るくなった。
妙な明るさ。
抵抗を13Ω→14Ωへ。
明るさの傾向は変わらず。
-------再びセーブ②改からスタート-------
(6.8+3.3uF)+(0.44mH) + (22.0+10uF)
→ 12+15+1.5Ω
-----------------------------------
0.44mH→ 0.44+0.05mHへ。
改めて聞くと、ボーカルがボヤける。中抜け状態。
低音の解像度も低くなる。
0.44+0.05mH → 0.44へ。
ややミュートした感じ。でも、慣れるとこっちの方が正しい音か。
抵抗を12Ω→13Ωへ。
逆に高音が目立った安っぽい音になる。5kHz付近が強調された音。
抵抗を12Ω→10Ωへ。
たしかに、ミュートした感じも、安っぽい高音もなくなった。★セーブ③
ただ、中高域が全体的に強い!迫りくるストリングス(笑)
コンデンサを6.8+3.3uF→ 6.8+2.2uFへ。
迫りくる中高音が、少し穏やかに。★
0.44mH→ 0.44+0.05mHへ。
やっぱりボーカルがボヤける。(戻す)
22.0+10uF→ 22.0+10uF+3.3uF
声がふっくら。一方で、ミュートされた感じも。
コンデンサを6.8+2.2uF → 6.8+3.3uF→ へ。
声の芯が出て、悪くはない。
ただ、先の後段コンデンサ増量から、パシャパシャと安っぽい音がついている。
22.0+10uF→ 22.0+10uF+3.3uF
声がふっくら。一方で、ミュートされた感じも。
-------セーブ③からスタート-------
(6.8+3.3uF)+(0.44mH) + (22.0+10uF)
→ 15+10+1.5Ω
-----------------------------------
22.0+10uF → 22.0+4.7uF
声が自然になった。やや幅が広いが、違和感ない佇まい。★
22.0+4.7uF → 22.0uF
あれ?これでもいいのでは??★
抵抗を10Ω→8.2Ωへ。
一気に好ましい方向に行った。低音の存在感はありつつ、ボーカルも出る。★
抵抗を8.2Ω→6.8Ωへ。
さすがにやりすぎ。ハイ上がり。中低域が薄く感じる。最低域の解像度は出ている。(戻した)
後段コンデンサを22uF→10+6.8uFへ。
解像度が爆上がり。ボーカルが「正しく」出る。
やや、中音が強いかも?というより、ハスキーさがある。★(セーブ④)
-------セーブ④-------
(6.8+3.3uF)+(0.44mH) + (10+6.8uF)
→ 15+8.2+1.5Ω
-----------------------------------
前段コンデンサを3.3uF→ 2.2uFへ。
ボーカルが窮屈になりダメ。ハスキーは変わらない。(戻した)
前段コンデンサを3.3uF→ 4.7uFへ。
ボーカルがボヤける。ハスキーさは変わらない。(戻した)
後段コンデンサを10+6.8uF→10+6.8+3.3uFへ。
ボーカルに粘りが出たけど、音が一気に軽くなった。
ポコポコ?(戻した)
後段コンデンサを10+6.8uF→10+3.3uFへ。
こちらもダメ。ぽわぽわ。(戻した)
-------セーブ④から再スタート-------
(6.8+3.3uF)+(0.44mH) + (10+6.8uF)
→ 15+8.2+1.5Ω
-----------------------------------
抵抗を15Ω→12Ωへ。
やはりハスキーさは減った。ボーカル系はきれい。
が、低音は出なくなった!!(戻す)
前段コンデンサを3.3uF→ 2.2uFへ。
まあ、確かに低音は出るが、ドムンドムンしてる…
まずはここまで。
スピーカー検討メモ(TWネットワーク)
<メモ>
ネットワークを外に出して、しばらく聴く。
なんとなく、シャカシャカいうのが強い。
22.0+4.7→22.0+4.7+3.3 にした。
声の朗らかさが戻った。
しばらく試聴続行。
まだ、5kHz~10kHz付近に謎の強調感がある。
400Hz~1kHz付近が豊かなだけに、不思議な逆相感がある。
高域だけ、中低域とは別にチャカチャカ鳴っている感覚。
22.0+4.7+3.3(計30.0uF) → 22.0+4.7+6.8(計33.5uF) にした。
ボーカルの存在感はマイナス方向。
シャカシャカは減るが、、、、よく聞くと良い。
試しに、コイルを0.44→0.12+0.22μFにしてみる。コンデンサは、22uFへ。
これは、500~1kHzの音圧が不足してしまう。
(戻した)
TWと並列にコイル0.12mHを入れてみる。
パシャンパシャンな音になるw
サ行のさらに上、吃音というか、ツ行の上だけ上がる感じ。
スーパーツイーターが、とんでもない音圧で乗ったような音w
(戻した)
22.0+4.7+6.8(計33.0uF)、0.44mHはそのままにして、
前段コンデンサの6.8+1.0uFを 6.8uFに変える。
派手さはないが、ボーカルは地に着いた落ち着きと存在感がある。(セーブ①)
22.0+4.7+6.8(計33.0uF)→ 22.0+4.7(計27.0uF)へ。
ボーカルの存在感が減った。
この状態で、コイルを0.44→0.44+0.05mHにしてみる。
やや渇き気味になった?ぐらいで、ボーカルの存在感は戻らず。
コンデンサだけ22.0+4.7(計27.0uF)→22.0+4.7+6.8(計33.0uF)へ。
声の通りが良くなった。
コイルを 0.44+0.05mH → 0.44にしてみる。
(①に戻った)
中高音域の騒がしさが戻り、良くも悪くもといったところ。
コンデンサを22.0+4.7+6.8(計33.0uF)→22.0+4.7+10.0(計36.0uF)へ。
パサつきが増すだけで、効果はいまひとつ。(①に戻す)
前段コンデンサの 6.8uFを6.8+1.0uFに変える。
むしろ、こっちの方が、カマボコ型のバランスを出しやすい?
悪くはない。ウーハーの中低音の音圧が負けてる感じはするが…
やや渇き気味な音なので、5kHzのピークを抑えてみる。
コイルを0.44→0.44+0.05μFにしてみる。
確かに変わって渇きは落ち着いたが、ハイのチリチリ感だけが残ってしまう。
-------今の状態-------
(6.8+1.0uF)+(0.44+0.05mH) + (22.0+4.7+6.8uF)
→ 12+15+2Ω
--------------
全体的に、TWの音圧が高いみたいだ。
15+12+2 = -22.1 (音圧高い!STD)
15+15+2 = -22.8 (-0.7dB)
15+18+2 = -23.4 (-1.3dB)
15+10+1.5= -22.9(-0.8dB)
15+12+1.5=-23.4(-1.3dB)
スピーカー検討メモ(ネットワーク)
メモ
上 6.8+2.2uFでは、悪くはないが中域がやや強い。
高域の下の方が華やかで、高級感に欠ける感じ。その割には、爽やかさを演出するような最高域が足りてない。この辺は相対論?
ボーカルの下~ベースは悪くない。
上 6.8+2.2uF→ 6.8+1.0uFに変更。
妙な華やかさは無くなったが、サ行は目立つ感じに。
爽やかさに変化はない。
よく聴くと、けっこうフラットかも。
やや最高域は上げてもいいかも。
明日へ続く。
スピーカー検討メモ
どうも詰まったような感じが気になるので、
☑ウーハーのコイルを1.8+0.5+0.12mH→1.8+0.5mHにしてみたら、ふくよかさと解放感が出た。
日を置いて改めて聞くと、悪くはない。
若干、シャカシャカが目立つような? でもそれぐらい。
アンプのヒートアップが進むと、良い塩梅になった。
ただ、もっと太く豪快な中低音が欲しい。(以下、吸音材の話に移る)
---------------------
色々吸音材をやってきたけど、
オーソドックスな吸音材が良いのかもしれない。
紙系吸音材は、固有音が出たり、紙部分がハイを吸ってしまっているようだ。
吸音材自体は、綿系で問題ないのでは。
ポイントは、以下の2点ではないか?
① ウーハーや、ダクトの周りに設置しない。
② ギュッと押し込まず、ふんわり充填する。
---------------------
☑紙系の吸音材をすべて抜いた。
ボーカルの下や、低音のグリップ感は戻ってきた。
ただ、ツイーターがやけに鳴っている。
☑1.8+0.5mH→1.8+0.5+0.12mHは、全然ダメ。
ツイーターと全く繋がらなくなる。
(すぐに1.8+0.5mHに戻した)
スピーカー検討メモ(吸音材、ネットワーク)
メモ
昨日の段階では、中音域が引っ込み、低域の質感(硬質感)がイマイチ。高域も若干目立つ状態。
☑ ウーハーのコイルを1.8+0.5+0.12mH→1.8+0.5mHにしてみたら、全然ダメ。
中音域の位相が崩れた感じになる。
☑ 吸音材を、枕型にしてみる。
唯一残っていた、ユニット背後の吸音材 2.5×13×9を、枕型 11×10に。
音は落ち着いて、芯が出る。
ハイ上がりになってレスポンスが出ると思ったが、そうした副作用は無さそう。
妙なオーディオ臭さが無くなって、生音に近い存在感のある落ち着きが出てきた。
しかし、低音域のモコッとした感じは変わらない。
また、よく聞くと、ボーカルの情感が感じにくい。バランスは悪くないが、あまり生生しくない。妙なところで吸われているのか。
やや、1kHz付近が強いようにも感じる。
---------------------------
☑ TWのコンデンサを1.5or1.0+6.8→6.8に変えてみる。
確かに、中高域の硬さは無くなり、なまめかしさは出たが、
鳴り物のエッジも立たなくなった。
中域が大人しくなった分、低音は強めに感じる。
部屋が飽和してくるぐらいの低音感。オケにはいいが。
一応、ダクト周囲吸音材の違いも見てみるが、やっぱり「6.8+1.0」が良さそう?
---------------------------
☑ ダクト周囲の吸音材をウレタンから、クラフト紙に変更。
低音はかなり良くなった。キレがある。
ただ、依然として低音が強い。もっと沈み込む方がいい。
意外にも、クラフト紙を巻いた方が、デッドな中高域になった。
音の広がり感は良好なので、バランスの問題と思われる。
☑ コンデンサは、6.8+1.0に戻すとして、
吸音材全体量の削減が必要かも。あとは、ダクトは70mmか。
鳴り物は、パシャパシャとした柔らかさが中心的。
ボーカルも同傾向で、潤ってるけど、ぼやけている感じ。
---------------------------
☑ コンデンサは、6.8+1.0に戻す。
明らかに良くなったが、鳴り物の感触は戻らない。
ただ、ボーカルの明るさがない。明度が足らない感じ。
低音はだいぶ抑制されたので、
吸音材を少し減らしてみる。
明るさが戻ったが、やはり制振された感じが強い。
結局、ダクトをクラフト紙で覆うと、そこが制振ポイントになってしまい、
バッフルの振動を吸い取っているみたい。
ダクトは制振した方がいいが、
エンクロージュア(とくにバッフル)は制振しない方がいい。
-------------------------------
☑ ダクトを発泡ウレタンへ戻す。ダクト長は60→70mmへ。
ボーカルの張り出しは弱くなる。
おそらく、この辺が量感を調整していたところか。
☑ ツイーターのコンデンサを6.8+1.0から6.8+1.5へ変える。
これは悪くない。声が戻ってきた。ただ、まだまだボーカルが不明瞭。
吸音材も、初期(ユニット背面のみ綿系)に戻す。
癖はやっぱり綿系の方が少ない。
悪くはないが、声のボリューム感が欲しい。
☑ 6.8+1.5(SOLEN)から6.8+2.2(ムンドルフ)へ。
これは大当たり。ボーカルがしっかりクローズアップされ、
金物もしっかりと密度を持ちながら、バサついたりサラサラしたりせず自然。
今週はこれで聴き進めてみようと思う。
スピーカー検討メモ(測定確認とダクト調整)
メモ
前回の状態では、ボーカルが前に出すぎていたため、
☑OK コイル容量を0.12mH増やした。
1.8+0.5から
1.8+0.5+0.12へ。
悪くはなかったが、まだ中音域に明るさを感じる場面があった。
また、重低音の量感が足りてないような感触があった。
個人的には、大型スピーカーみたいに
必要な時にフワッとくる感じが好きではあるが。
ただ、量感不足は否めない。
まず測定。
TWは、比較的フラットで、TW下限に妙な盛り上がりは無し。
(コンデンサは6.8+1.0uFの7.8uF)
WOとTWの合計特性を見ると、2kHzに若干の盛り上がりがある。
ただ、それ以上に200Hz以下がダラ下がりになっていることが気になる。
(20Hzに向かって、-10dBで一直線に落ちていく)
とくに、100Hz付近で落ちが激しい。
NWでの変更は200Hz以上の帯域に効くことがシミュレーションからわかったので、
ダクトを再調整してみることに。
最後に調整してから、吸音材の変更をしたので、
その辺で変わってきてしまったのだろう。
再測定をすると、-6dBでは30Hzをマークしたり、過去最高の低音の伸びになっている。
その分、70Hzは前回測定から-1dB低下。
インピーダンスの谷は、
36Hz(前回測定)→34Hz(今回測定)と、微減。
吸音材などを仕込んで、ダクトが延長された効果があったのだろうか。
☑NG とりあえず、ダクトを82mm→60mmへ変更。(※板厚25mmを除く)
共振周波数は、38Hzに上昇。前回の70mm~82mmに相当か。
聴くと、ヤワヤワでボワンボワンの低音が出てきた。
これと比較すると、82mmの引き締まった低音は良い。
しかし、不思議だ。周波数特性上は明らかに改善されている。
ダクト変更で、100dB付近が+1dB上がった。-6dB落ちポイントは、双方とも35Hzぐらいで変化が無いのはラッキー。
2山のインピーダンス特性を見ると、今回の60mmダクトでもまだ余力はありそう。
前回の調整例を見ると、ダクト長47mmで、ダクト共振(IMPの谷)が43Hzだった時でギリギリアウトだった。
とりあえず、低音のボワ付きは、周波数特性起因ではなさそうだ。
ふと思って、ダクトの振動を疑った。
☑ ダクトの上側全面を覆うように、吸音材を貼り付けた。
これは効いた。
低音の質感が高まり、深みが出た。
ただ、全体的に吸音材が増えたような、中高域のデッドさは感じる。これは別問題か。
とりあえず、60mmで聴き込みを続ける。
片方60mm、片方82mmで量感は悪くないので、やや過多になりそうだが、
f特を優先させて、双方とも60mm(吸音材ダンプ)で聴き進めてみる。